プロフィール

私の平凡なプロフィール

 

スピード違反

1975年19歳の年末12月31日に25kオーバーのスピード違反で捕まりました

あの頃の取り締まりは今のように優しくなく、非常に無愛想で何か言おうものなら逆に文句を言われる時代でした

そこでお巡りさんに

俺

いやー年末まで取り締まり大変っすね

と言ったら

警官

お前のような奴がおるけんタイ

と言われ

俺

あちゃー、藪蛇やったばい

そして、目出度く20歳を目前にして初の免停となりました(バンザーイ・・・・・無しよ( ノД`)シクシク…)

 

白バイ隊員が神様に見えた

 

それから数年後今度は白バイに止められました

今度はなんやー

君君、タイヤ車体からはみ出とるよ、しかもドアミラーじゃなかね(当時ドアミラーは違法でした)

ちょっと車から下りてん、あんたスリッパたいねスリッパはだめやろもん

ボンネット開けてん、やっぱり電子ホーン着けとるたいね(ホーンは鳴らしてる間に音が変わったらダメでした)

あんたねさっき一時停止違反やったけん、全部合わせてもう6点で免停よ

 

こりゃー非常にまずいばい

しかし、その後さんざん小言を言われましたが、全部直す約束でなんと今回はお咎め無しと言われホッとしました
昔はこういった話の分かる警官が多かったように思います

でも、その後同じ白バイに会わないようにと祈りながら運転していました(笑)

失敗だらけのオール塗装

さて、最初の車がレビンという車でそのころ流行っていたツインキャブの所謂走り屋の車でした
2番目がマツダのグラファン(グランドファミリア)でその次があこがれのロータリーエンジンのサバンナを手に入れました

おとなしい色で安かったのですが、面白くなかったので自分で黄色にオール塗装し直しました
今では懐かしい思い出です

しかし、ガレージを持っていなかったので外での塗装となり、しばしば虫と一緒に塗料を吹き付けたりと違う意味で大変でした

自分で塗装する前にあちこちの整備工場にオール塗装が、いくらかかるか聞いたところどこも結構高かったので、それなら自分でするわと挑戦しました

結果として塗料代はかなり高くて量的にもたくさん使うし、何よりも仕上がりがやはりプロより落ちます
コンプレッサーも借りなければいけないし、いかんせん外では塗装したので環境としては最悪です(笑)

また、塗料を乾かす方法がなく自然乾燥になりますが、本来はヒーターなどで乾かして2度塗り3度塗りしなければ本来の塗装とならず、そういったことを総合的に考えればやはりプロに頼んだ方がいいです

でも、自分でオール塗装したという達成感がありましたね
昔はお金がなくて安い中古車を買って自分好みにすると言うのがはやっていた時代です

普通二種と大型二種

25で結婚して以降は車をいじる余裕は無くなり仕事、仕事の毎日となりました

家が農業だったので農業をしながらできる仕事という事で、普通二種免許を取得しタクシーに乗ることに
あの頃は流しが主だったので一日に約300kから多い時で400k乗ることもありました

隔日勤務なので一カ月に最低でも4000kになります
今思えばよく乗っていたなと思います

しかし、50歳のころにバスに乗ろうかなと思い大型二種の免許を試験場に直接取りに行きました

何回も落ちるなら無理して取らなくてもいいやといい加減な思いで臨んだわたしです
試験を受けに行ったときに10人ぐらいいたので、今日で何回目ですかと聞くと5回・6回はざらで中には10回という猛者もいました

学科はほとんどの方が一回で上がっているのですが、問題は実地です
私もさすがに10回も来たないなーと思いました

いよいよ私の番となりました、私は一回で上がるはずがないと思っていたので今日は減点がいくらぐらいになるのかなという感じでした

そういう意味ではあまり緊張もしなかったように思います

今はわかりませんが、その当時はコースを回って減点が一回5点の場合2回まででした
つまり、90点で合格です
コースを回り始めると半分もいかないうちに2回失敗したのがわかりました

今度失敗したら今日は不合格やなと思いながら、最後の難関S字カーブに差し掛かりました
これを抜ければいけるかもと思ったところで、後ろのタイヤがわずかに縁石をこするのを感じました

予定通りの

「あちゃー終わったばい」

試験官が何も言わないのでとりあえず最後までコースを走りました

そして案の定試験官から

○○さん、S字でタイヤの後輪が当たったの分かりましたか?

やっぱりねーと思い

観念して「はい、分かりました」

これでダメだなと思いました

と正直に答えると

分かっとんなら良か

あんた合格ばい

すると後ろに乗っていた10回の猛者が

ええー噓―

お前が言うな

と内心思いながら試験官に

ありがとうございます

なんと自分でも驚きの一発の合格でした

その時は大いに喜んだのですが、免許証をもらってから何年か大型トラックや大型バスに乗ったのですが
やっぱり自分には向いていないなーと思うようになり乗るのをやめました

マイクロバスまでならすべてを把握しながら乗れるのですが、大型はやはり違うなというのを感じました
特に大型バスなどは50・60人乗せて走るわけですから、あのくらいの給料では割が合わないと思います

ちょっと比べることはできないと思いますが、例えれば普通の人がF1などで走れないのと一緒でもって生まれた素質がものをいうのではないでしょうか?

自分の能力の限界を感じた次第です

もちろん世の中には能力がないのに大型バスや大型トラックなどに平気で乗っている人もいるようですが、そういう人たちはやがて大きな事故を起こすのではないかと思います

とにもかくにも、最近は私の人生も一段落したので、愛車プリウスでドライブなどを楽しみながらゆったりとした時間を過ごしています

自宅にて